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5月30日にカーリングロボット大会があって、そのあとしばらく続けてきたCAD講座、本日無事終了しました!

最終的に鳥プロの1年生も交え、たくさんの1年生と少数の2年生、3年生に来ていただけました。最初のあたりの不手際っぷりは申し開きの余地のありませんでしたが、一応チュートリアルを経て、(かわさきのフィールドは飛ばしつつ)コップを制作し、最後はかわさきの機体の製図に取り組んでもらいました。

SolidWorksのスキルについては自分自身発展途上な感は否めませんが、初めてやる人にとって障害になりやすい用語の理解とか、3DCADの発想法なんかを少しでも感じてもらえたら、一応の成功かと思います。自分自身、未習得の技術を発見して色々あがいてみたり、某動画サイトでガ○ダムをSolidWorksで再現してしまう(おっと、また見入ってしまったw)のを見て唖然としたりと、楽しめました。

さあ、これからはかわさきの機体制作です!テスト前でも何のその、とりあえずフライス盤がNC化されてきているので来週あたりから実際の加工です。これはこれで大変w

そして、今日はというと先日購入したロボコンマガジン2009年5月号に先輩が映ってたのを発見して一人で盛り上がってみたりしてましたw ロボコンはやはり注目されているんですね。。。

ロボコンマガジンに書いてあったことで印象に残ったことをちょっと紹介します。

ロボットを導入するということは、通常人件費の節減に使われる。要は人で減らし。機械にはメンテナンスが必要なのに、人はロボットに反感を持ってロボットはぞんざいに扱われる。ご察しの通り、この方法は事実愚行に過ぎず、しかも高収益を要求される経営者が頻繁に陥るものかもしれません。
じゃあ、ロボットは導入しないの?という話なりますが、これからの時代それこそ愚行です。導入はする、しかし人を使う。この背反する状況をどう打開するか、ホンダを例に説明していました。いわゆる「手作りの自動化」です。
ホンダの理念として、物事は背反する2つのものによって支えられるというのがあるそうです。陰陽のような感じです。自動化するためには、の対概念としての人間化が不可欠だ、ということらしいです。では、人間化とは何でしょうか。
手作りの自動化のスローガンとしては、
①ミズカラの職場を
②ミズカラのアイディアで
③ミズカラの手を汚して
自動化する、というものだそうです。社員や職場の従業員を愛さない企業はいずれ滅ぶという前提に立てば、この意味もおのずと見えてくるのではないでしょうか。要は人であり、ロボット化はつまるところ人間の成長が主眼というわけです。人間化とは従業員がロボット化によって裏切られたと感じない仕組みを内包しているんです。こういう職場ではロボットは愛されますよね。

理想ですね。こころの片隅にしまいます。

いつの間にか日付が変わって7月4日です。それではそろそろ失礼します。稲葉
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